ironwood cow bell flower vase
花瓶として使っているのは、実は、カウベルです。
カウベルって? そうなりますよね。
水田を耕すの水牛の首にかけたベルです。
猫につける鈴の首輪を牛で想像してくださいね^^
本来であれば、花入れの使い方とは天地が逆になります。
中に音を出すための舌を藁ひもでぶら下げ、牛が首を振ればカタカタ、ポコポコ、実にのんびりとした素朴な音色がするはずのものなんです。
長い年月を経て藁ひもにぶら下がった舌はなくなりましたが、
鉄の木というとても緻密で硬い木を削ったのみ跡はとてもリズミカル。
そしてとても滑らか、艶やかです。
ベルをひっくり返して、中に瓶などいれて(紙コップが重宝です)花器としてお使いになるのはいかがでしょう。ミニサボテンなども映えそうです。
ペン立てとしてもよさそうです。
和風、洋風、エスニックと、いろいろな雰囲気に仕立てて楽しめそうです。
古くは水牛の首で音を奏でたベルがまた今お部屋で花器や物立てとして息を吹き返す。
ロマンティックです。
推定は40-60年ぐらいです。
特に目立った傷もありません。
インドネシアのジャカルタへ赴いた時にその木肌の艶に魅せられて買い付けたものです。
お部屋の雰囲気づくりのお役にたてていただけたらなによりです。