ウールにリネンを混合したさらりとして、軽々としたジャケット。
冬のショートコート(ジャケット)だからむろん温かさも十分です。
ロマンティックなアイテムの揃うルールロジェットには珍しい、男前なディテール本切羽という仕立て。
本切羽、surgeon’s cuffs 。
その昔お医者が診察の際に腕まくりをするために生まれたディテールとか。
4つボタン。
もしオーダーメイドする時は、一つ開き(メスを入れる)に対していくらとか、料金設定も細かいらしい、
3つは開けて奥(一番上)一つは、息子に譲るときのために開けないとか(もし、息子にジャケットを譲るとき、その息子が手が長かったらそのボタンを外して、一番外側に着け替えるため)、
いくつ開けるかは「好みだ!」とか、
そもそも4つではたらない、5つや6つは並べたいとか、
ダンディズムのディテールはいろいろ拘りが深いもの。
そんなロマンを秘めつつ、愛らしい一着を身にまとえる女性は幸せですね。
ボタンをはずしてみれば小粋にレッドなベルベットがちらり。
さあ、くるりと腕をまくって事運びは情熱的に!
追記。
愛らしいボタンはブランドオリジナルのビーズボタン。
leur logette カミーユジャケット