飛ぶように今年も過ぎていく。はや１２月です。
大人になるとワクワクドキドキ度が少ないから子供の頃より時間がたつのが早いのだそうで、逃げ足の速い大人時間のしっぽを捕まえてやろうと芝居チケットをゲットしました。
「ツダマンの世界」松尾すずき 作・演出
阿部サダヲ、間宮祥太朗
江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上愛
町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫
皆川猿時、吉田羊
久しぶりに芝居を見るワクワクもさることながら、もしもスタッフ、出演者がコロナにかかったら即打ち切りですから、本当にドキドキです。
・・・怒涛の展開、キャストのすばらしさ、女優さん美しすぎるし十分堪能させていただきました。
中やすみ２０分を挟んだ３時間越えの長ーい演目でしたが、あっという間でありました。
えっ、あっという間・・・？。
やはり大人時間は過ぎるのが早い！？
うーん、早すぎる時間の原因は感情移入の深さ加減かも。
シアターコクーン、ほどほどのキャパの劇場で席は関係者席と言われるあたり、”安楽な”良いお席だったからかも。
それにコロナ対策でそれはそれは強力な換気で寒すぎる（ダウン着て鑑賞してる人多数）。熱気も凍える・・・。
せっかくのライブ、生身の役者の唾や汗が飛び散り照明の照り返しが熱く感じる、ちょっと”身に危険”を感じるカブリツキがやっぱり良いですね。
次の物見は、空調良く、あわやな危険を孕むドキドキのお席で楽しみたいです。
この日のお供はSAGAN Viennaのトートバッグ。ちょっと余分な持ち物も、そしてパンフレットもすっぽり収まります。ふところ深いバッグです。
ちょっとバッグが転げても、開口部を程よく押さえる編み上げハンドルで、中身が飛び出る心配も無し。柔らかくしなやかですからどんなスペースにも足元でも膝の上でもひっそり収まります。
大きさ軽さ防犯、そして編み上げハンドルのエレガントさと、とてもよく出来たバッグ。お気に入りです。
外側の大き目な深めのポケットは読みかけのペーパーバッグを入れることを想定してデザインされたもの。日本の文庫本はすっぽり完全に収まります。「本を愛する人のためのバッグ」です。
手拭きや消毒スプレーやらペットボトルやら入れちゃうんですけれど。
それはそれでとても便利であります。
帰りはフランスパンの名店Vironへよって、レトロドールを買いました。バゲットもすっぽりの便りになるバッグです。
久しぶりの芝居で”過ぎ去るに早すぎる大人時間”に抗うぞという一日は、夜更けまでバゲットとチーズで芝居の感想を肴に、確にいつもより長く感じた一日でした。
BAG: SGAN VIENNA
